問題
本文中の下線②について、表2の案1の初期設定を対象に、ドメイン名proxy.a-sha.co.jp.の書換え後のIPアドレスを答えよ。
マルチクラウド利用による可用性向上に関する次の記述を読んで、設問に答えよ。
A社は、従業員500人のシステム開発会社である。A社では、IaaSを積極的に活用して開発業務を行ってきたが、利用しているIaaS事業者であるB社で大規模な障害が発生し、開発業務に多大な影響を受けた。A社のシステム部では、利用するIaaS事業者をもう1社追加してマルチクラウド環境にし、本社を中心にネットワーク環境も含めた可用性向上に取り組むことになり、Eさんを担当者として任命した。
可用性向上後のA社のネットワーク構成を図2に示す。

〔プロキシサーバの利用方法の検討〕
Eさんは、IaaSに構築するプロキシサーバBとプロキシサーバCの利用方法を検討した。プロキシサーバの利用方法の案を表1に示す。

Eさんは、従業員が利用するプロキシサーバを、DNSの機能を利用して制御することを考えた。プロキシサーバに障害が発生した際には、DNSの機能を利用して切り替える。
プロキシサーバに関するDNSゾーンファイルの記述内容を表2に示す。

監視サーバでプロキシサーバBの異常を検知した際に、従業員がプロキシサーバの利用を再開できるようにするための復旧方法として、②DNSゾーンファイルの変更内容を案1,案2それぞれについて検討した。
2023年度(令和5年度)春期 ネットワークスペシャリスト試験 午後Ⅱより引用・改変
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答え 192.168.2.145
解説
障害が発生した際の対応についての問題ですが、基本的に文章を読めば回答できる問題です。
表1の案1に記載の内容によると「平常時はプロキシサーバBを利用し、プロキシサーバBに障害が発生した際にはプロキシサーバCを利用するように切り替える。」とあります。
下線②の手前の文章にも、「プロキシサーバBの異常を検知した際」とあります。よって、プロキシサーバBを使っていて、障害が発生した場合は、プロキシサーバCを利用するように(手動で)切り替えることになります。
すなわち、表2に下記のようなAレコードがあるので、
proxy.a-sha.co.jp. IN A 192.168.1.145:従業員が指定するホスト
こちらを、プロキシサーバCのアドレスに手動で変更することになります。変更後は以下のようになります。
proxy.a-sha.co.jp. IN A 192.168.2.145:従業員が指定するホスト
プロキシサーバCのアドレスは、以下の案1のAレコード4行目の登録から分かります。
proxyc.a-sha.co.jp. IN A 192.168.2.145:プロキシサーバCのホスト
よって、解答は「192.168.2.145」となります。
